科学技術の力

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2か月ほど前になるが、島津製作所の田中さんが今回の原発事故を顧みて、「科学技術に携わる者として、もっと貢献できることがあったのではないかと悔やむ思いの一方で、科学技術にはまだやるべきことがたくさんあると痛感した。…日本の科学技術はダメだと落ち込むよりも、新たな課題を与えられたと思い、再出発の起点とすべきだ。」と述べておられた。 さすがはノーベル賞受賞者の言葉だ。だからこそ科学は進歩できる。 事故は事故としてしっかりと受け止め、原因を分析しなくてはならない。だが、事故にひるんで全面撤退してしまえば、これまでの努力は無に帰する。 今、日本全国が原子力エネルギーに否定的な見解に傾いてしまっている。しかし、原子核が生み出す高効率エネルギーを放棄してしまって良いのだろうか?…