終戦記念日

8月15日、69回目の終戦記念日。
今年も日本武道館で開催された戦没者追悼式に出席した。

国政に参画させていただいてから、私は毎年、必ずこの式典に出席している。

先の大戦で尊い命を捧げられた310万人の方々の礎のうえに今日の日本がある。改めて、その事実を想い起こすとともに、今を生きる我が身に課せられた、この国の「未来への責任」を諸霊に誓うためである。

それが国政に携わる者の当然の責務と思うからである。

今も世界では、各地で紛争が継続し、多くの人命が失われている。
宗教や文化の対立、資源争奪のための領土拡張欲など、争いの火種は絶えることがない。だからこそ平和の下で繁栄への道を歩んできた我々が、模範を示し、世界平和の構築に貢献しなくてはならない。

昭和20年8月15日、終戦の日はとても暑い日だったと報じられている。
そういえば、これまで戦没者追悼式が雨の日だった記憶がない。
雨模様の日が続いていた東京だったが、今年の8月15日も又晴天の暑い日だった。

過去に思いを馳せ、現在の平和と繁栄に感謝をし、未来への責任を誓う。
毎年訪れる終戦記念日は、私にとって一つの決意表明の日である。