今年のお盆休み

新型コロナウイルスは、お盆の過ごし方にも大きな影響を与えてしまった。例年であれば、この週末(8日)あたりから道路は大渋滞し、新幹線は満席になる。TVニュースでは、駅や空港での孫を迎えるお爺ちゃんお婆ちゃんの笑顔が報道されるものだが、今年は少々様相が異なる。ふるさとの高齢者への感染拡大を懸念する声が、民族大移動を押しとどめているようだ。   確かに、これまでの経験から高齢者への感染は重篤化する可能性が高く、かつ、多自然地域には感染症に対応できる高度医療機関が少ないのも事実である。「帰省を控えてほしい」と訴える首長さん方の気持ちもわからないではない。しかし一方で、感染を避けるライフスタイルも確立されてきている。場面に応じて、大声で話さない、マスクを着用する、大皿での食事を避けるといった方法で飛沫感染を避ければ、年に数回の家族のふれあいを抑制する必要はないだろう。   お盆やお正月の風物詩となっている帰省は、故郷を離れた人々が、実家へ戻り両親や祖父母との交わりの中で家族の絆を再確認し、お墓を訪ねご先祖様への感謝の念を新たにする貴重な機会である。今年のお盆のような事態は、二度と繰り返さないようにしたいものだ。   7月22日からスタートした「Go…